旅人人生(東京編)

旅行好きなサラリーマン妊婦の趣味や日常です。いつか関東以外にも住んでみたいなとも夢見ています。訳あって今は自宅安静なので気持ちだけはいつも旅人。

【切迫早産】原因とは?予防対策はある?それでもなってしまったら。。できることや過ごし方、やっておくことについて。

 

はじめに

切迫になる前は産休前に少し有給をとって、普段平日に行けないようなところや美術館に行ったり、お散歩したり、美味しいものを食べに行ったり、あわよくば資格とったりしたい!なんて考えていたのに。

実際はそんな風に思い描いていたマタニティライフとは程遠いものに…

ただでさえ大きいお腹で動きづらい上、薬の影響もあり少し動くだけで動悸がしたり、お腹が張って痛くなったり、とにかく自由のきかない身に…

 


家事もままならず、朝食すらとらず、一日中ベッドで布団と同化する日々…

妊娠を継続できるのか、この命を守れるのかとにかく不安だらけ。ネットでは先輩妊婦さん(天使ママさん)のブログを読んでは悪い方向に考えてネガティブな気持ちになり、負のスパイラルに陥ったり。

ブログ書いておいて矛盾しているけれど、切迫流産・切迫早産と診断されて色々不安に思っている妊婦さんはなるべくネットで不安になるような情報を見すぎない方が良いですよ、と言いたい!!!
中には正しくない情報も発信されていたり、いたずらに不安を煽るようなものもあったり。

主治医の先生の指示を良く聞いて、それに従うのが一番。
(主治医の先生が信頼できない場合は別だけれど)

 

上のお子さんがいて切迫になったママさんの場合、安静にしたいのにできないストレスもあったり特に大変と思います。。大変な状況の中、家族を支えていて本当に尊いこと。

 

そして何より、とにかく毎日前向きな気持ちになることが大事…!

尊い命を宿し妊娠を継続させているだけで偉い
●辛いつわりを乗り切っているだけで偉い
●とにかく生きているだけで偉い

 

そう自分に言い聞かせてほしい…!

 

切迫になってしまった妊婦さん達が、できる限り家族・親戚のサポートを積極的にうけられますように。少しでも役立てたらと思い、自分の経験を書いてみる。

 

原因と対策は?

通っていた病院の両親学級では最近切迫が増えていて、「細菌感染」によるものが多いと言っていた。自分が切迫と診断されたとき原因は特定されず、これは体質のようなものだから、母体が悪いとかそういうことじゃないよ、とにかく自分を責めないようにと言ってくれる良い先生だった。(多くの妊婦さんたちは赤ちゃんが平均より小さかったり、問題があったり、何かあったとき何かと自分を責めがちになると思うけれど、そういった精神面のことも気遣ってくれる先生は貴重だなぁと感動した。)

もちろん、同じ状況でもならない人もいるので原因は何かと一概には言えず、個人個人で色々な要因が積み重なって症状が出ているよう。。 そんなわけで切迫早産になるまでの生活を振り返り、自分なりに良くなかったと思われる原因を考えてみた。

 

①通勤ラッシュで腹部を圧迫される

②仕事で重いものを運ぶ、箱詰めなどかがむ作業の肉体労働で腹部を圧迫

③デスクワークでの血行不順

④早出・残業による慢性的な疲労・寝不足

子宮筋腫があった

⑥初期の頃避妊せず仲良ししてしまった

 

対策はできたか?

①〜④→乗車率200%くらいの電車だったので混雑を避けるため早めに出勤→結局仕事も長引いて残業→寝不足という悪循環に陥っていた。今思えば無理をしていたのかもしれないけれど、働いている世の妊婦さんたち皆大変な目に遭っているだろうし、きっと同じような境遇に違いないと思い特に無理している実感は無かった。

 

仕事の都合がついて時差通勤や勤務時間の短縮をしたい場合は、定期検診のときに「母性健康管理指導事項連絡カード」を記載してもらうというのも対策の一手。切迫というのはなってしまったら後戻りできないので、ちょっとでもおかしいなと思ったりお腹が張りやすければ、出来ることは予防して自己防衛するしかない。

 

⑤→子宮筋腫があると妊娠しにくいが、妊娠が出来た場合は悪さをしなければあることは気にしなくて良い、また妊娠によりできることもあるとのこと。私の場合は切迫と診断された前後痛みが酷く、歩けなくなる程だったが二週間ほどで自然と痛みが消えた。

 

⑥→精子には早産を促す作用があるとのこと。妊娠初期は気づかなかった場合こういうケースも多いのかもしれない。知ったときには時既に遅し・・・これに関しては夫の協力も必要。

 

こう考えるとできる対策と言えば妊娠が分かった後、身体に負担をかけない、無理をしない生活を徹底するという当たり前のことしか思いつかない。。でもそれがなかなか難しい・・・

 

通っていた病院では初め子宮頸管が30mmを切ったら即入院、と言われていた。ただ、お腹が張っている状態だと短くなりがちだそうなので、何度か測り直してもらったりした。内診が苦手なので苦痛だったけど。。内診に対する恐怖が余計お腹を張らせていた気もする。

 

その後も何度か定期検診を経て、一時25mm近かったこともあったけれど、それまでの受診の中で比較的家族のサポートを受けられているため自宅安静でもまだ頑張れると判断されたのか、服薬を増やすことでぎりぎりのところでオマケ?してもらえて自宅で過ごすことが許されたので、だめもとで交渉してみるのもありかもしれない。

 

なってしまったらどうすごすか

私は特に夜中のお腹の張りがすごく、また大きくなった子宮で膀胱も刺激され1−2時間おきの間隔で夜中に目覚めてはお手洗い&水分補給にいっていたので日中も頭がぼーっとして、生産的な活動など何一つできず。

 

とにかく寝ているしかないので、ベッド上でいかに快適に(前向きに)過ごせるか、家事を最小限にするかが課題だった。

 

環境面での整備

①ベッド上で過ごすのに役立ったもの
●寝ながらデスク→寝たままの状態でPCをいじれる
amazon prime
●タンブラー&ノンカフェインのお茶→子宮を収縮させないもの!

 

②家事負担軽減に役立ったもの

●ロボット掃除機→リモコンで操作できるのが便利だった

●ブレンダー→減塩食を心がけていたのでカリウムを摂取すべく果物や野菜のスムージーを作って飲んだり。寝たきり生活でも胃に負担が少なく消化に良い。

 いずれ離乳食を作るのにも重宝しそうなので、早めに買って活用できて一石二鳥。

 

無かったけれど何とかなった(あればもっと楽だったな。。)

●乾燥機能付きの洗濯機

洗濯物を干すのが地味に辛い。乾燥までやってくれるのがあれば、たたむのは座っても出来るからあれば助かった。


●食洗機

お腹が大きいので台所に立つだけで腰も痛くなり辛いのであれば欲しかった。でも我が家には贅沢品。

 

世の中便利グッズはたくさんあるのできっと挙げればきりがないほどあるんだろうなと思いつつ、これから出産費もかかるし、休業でお給料も入ってこないし、かといって無理して家事を頑張ってしまい入院になったらもっとお金がかかることになるし、と最小限の物をそろえてなんとか乗り切ることにした。

 

傷病手当金や育休書類の準備など、できることをやっておく

これからどうなるのか不安で憂鬱な日々だけれど、お気に入りの映画など見て気分が前向きになったらできることをやっておくと◎

 

①会社に勤めている方は(有給が無くなった分の)傷病手当金の申請準備

休業の時期が決まっていても、将来の日付では申請できないため実際に請求するのは休業が終わる日付が確定した出産後の方がベター。休業が長期にわたり早くに手当金が欲しい場合は確定している日付分で申請することも可能。HPから申請書を入手できるので、氏名や住所など必要事項や確定した日付を記載しておくと申請がスムーズ。

(有給を消化してからの休業だったので、実際に記載してみると日付の書き方で迷うことがあったりしたのでそれについてもいずれ書けたらと思う。)

 

協会けんぽの場合、用紙4が病院の診断書になっているので病院に頼んで記入してもらう。傷病手当金申請の診断書の場合は保険が適用になるため1通300円で準備してもらえる。任意で加入している民間の保険用の診断書をもらう場合は保険適用外のため3000円〜5000円であることが多い。

 

②保険請求の準備

入院した場合は入院費、休業補償のある保険に加入している場合は休業補償の請求ができるので加入している保険の条件をチェック。請求の際診断書が必要になることが多いので、診断書を一通で済ませるためにもこちらも休業の日が確定した出産後に請求。

保険によっては切迫と診断された際に既に出ている診断書のコピーで良い場合もあるので、会社に診断書を提出する前にコピーをとっておくと良い。既に提出済で会社の協力が得られそうならPDFデータでもらうという手も。

 

③出産後の手続について家族との役割分担を考えておく

●出生届けの提出

●乳幼児医療費助成

●児童手当申請

・健康保険加入→どちらの扶養に入れるか相談の上会社で手続

育児休業給付金→ママが社会保険加入の場合

・産前産後休業保険料免除→ママが社会保険加入の場合

 

●は役所に出向かなければならないので家族にお願いできれば◎

出生届は希望のフォーマット(デザイン出生届など)がある場合出産後病院に渡しておく。特に希望が無ければ自動的に病院で医師の証明が入ったものをくれるはずなので予め準備しなくて良い。

 

 ・は会社から書類を予めもらえるので、分かるところは記入しておくと出産後焦らない

 

④いつ入院になっても良いように荷物をまとめておく

定期検診で子宮頸管が短くなっていたり、NSTをとってそのまま家にも帰れず出産まで入院、、、というケースもあるため、家族に持ってきてもらえるように必要な物はまとめて分かりやすい場所に置いておくと◎

 

事前に病院から一覧表が配られて指定されることが多いと思うけれど、記載に無いものであると便利な物

 

・タンブラーとノンカフェインのお茶

・筆記用具

・洗濯バサミやクリップ(充電器のコードやハンドタオルを引っ掛けたり)

・レンジであたためるゆたぽん(冬場は窓際のベッドの場合寒いことも。寝たきりで血行も悪くなり冷える)

・ネックウォーマー、レッグウォーマー

・アームカバー(起き上がって一枚多く着るのも大変だったりする。腕が寒くても寝たままさっと防寒対策できる)

・イヤホン

 

なんてあれやこれやとつめていたら荷物が膨大になり家族に怒られた。でもただでさえ不安な入院生活、風邪引いたりこれ以上体調悪くしないよう自己防衛&快適に過ごすのって大事!と色々持っていった。

 

陣痛タクシーの登録

陣痛が来て病院までの異動手段は主に家族に車を出してもらうかタクシーのパターンが多いはず。中には自分で運転する方もいるかもしれないけれど陣痛が来てからの運転は大変危険!

陣痛タクシーは何社かあるけれど、日本交通で登録するとマタニティギフトセットが届いて、哺乳瓶やおむつのサンプルがもらえた。渋滞のことも考えていくつかの会社を登録しておくと安心。

陣痛タクシー | タクシーなら日本交通

 

⑥高額医療費制度

今後入院になったり、帝王切開になった場合に備えて申請しておくと安心。申請から一週間ほどと割と早めに届くので入院になった後でも十分間に合うけれど、あるとより安心感が増す。

 

⑦医療費控除の申請準備

 出産費用だけでなく、妊婦検診やその他医療機関で受診した金額が世帯合計で10万円以上の場合医療費控除が受けられる。医療機関ごとの合計金額をまとめておくと申請が楽に。国税庁のサイトからエクセルがダウンロードできる。

医療費集計フォームのダウンロード:平成30年分 確定申告特集

 

⑧ベビーグッズを準備しておく

正直不安になりすぎて無事産まれるか分からないのに早くに用意するのも、、と思っていたけれど、準備しているうちにだんだん楽しくなってきて、赤ちゃんと会うのが楽しみになっていた。この命を守らねば!と安静生活を前向きにとらえるモチベーションにもなった。赤ちゃん本舗のHPの必要なもの一覧が役立った。

 

他にも色々思い出したら追記しようと思います。

 

どうかどうか世の切迫のプレママさんたちが快適に過ごせますように。。